2010年1月22日金曜日

思考・アイデア・if

「邪宗門」高橋和巳

「冷血」カポーティ

「1Q84」村上春樹

「オリエンタリズム」エドワード・サイード

兼ねてから不思議と思っていたが、撮影していると、自分の思い描いてる天候に天気が変わってくれる。信じられないくらい、こちらの意のままの天候になってくれるのだ。 で、今日ぼんやりネットを見ていると、霊現象的なサイトでそういう天候を操れる人というのは、背後霊に自然霊がついているという。
これは、間違いなく自分もそれではないか、と・・・。

なぜなら一回だけならまだしも、ほぼ9割以上そうなってくれるからで、日ごとならまだしも、シーンごとに変わったことさえある。じつにありがたいことなのである。 が、不思議とひとたび作品完成、上映、となると土砂降りの大雨に降られる。困ったものだ。時間ギリギリで快晴になってくれたら良いものを、なかなかそこだけは思い通りになってくれない。
まだまだ修行が足りない?のだろうな(笑)

下にも書いたが、先日は愛知文化芸術センターの企画が通らず、選外落ち。そして今日は去年書いた長編映画の脚本も落選と、参った。が、どういうワケか気持ちがスッキリしてしまった。それよりも今後の自分を考えると不安になるも、ネットサーフィンしている間に新作のアイデアが浮かんだ。これは慎重に始めたい。
ま、とりあえず、まだ疲れが取れてないので、休むけど。
『ファラヲ』もあるしね。

2010年1月21日木曜日

いやはや

18日のお知らせで、ここ数ヶ月準備してきた愛知芸術文化センターの自主映像企画にまたしても選外となってしまった。昨秋は2年越しで結果を待っていた奈良前衛映画祭も落ち、さらについ先ほど、昨年執筆した長編映画脚本も、某コンペのサイトを覗きに行った際、落選の結果を知った。
ま、もともとオレ、コンペに縁がないし、あまり熱心に出さないほう。ただ、制作費300万の愛知企画の選外は、それなりにショックだった。だがさっき脚本の結果を知ったときは、さすがにもう何もあまり感じられなくなってしまったよ(笑)。
とにかく、もの覚えついた頃から認められないまっしぐら。一体この呪縛からいつ解放されるのか(笑)?もうこの年になると「一生」という言葉もチラつくが・・
ま、オレの仕事は3月までに『ファラヲ』を完成させること。そのあとは何も考えていない~なにもいまのところ浮かんでこない。また新作を撮るべきか、長編脚本を書くか。まあこれからもヘンな映画作るしかないってコトだな。 いまさらギョー界に縁があるわけでもないし、いやはや、まいったね。

しかし、、
・・っていうか、なぜだか気持ちがスッキリしている。
なんでだろう?
ついに、頭おかしくなったか(笑)!?
それともこれでお役目ご免か?
(笑)


近況の報告
  • 寺嶋上映会(1.11)  寺嶋真里さんの新作『アリスが落ちた穴の中』を下井草の岩本邸にて上映。会には大山慶さんもきてて愛知(!)のハナシを両者に聞いたり、みんなで作品の技術から内容的な話をして盛り上がる。パン、ケーキ、クッキーやらとしばし炭水化物責めにあったが(笑)、なんにせよ、完成して良かった良かった!
  • 結婚式(1.17)  中学時代の友人が結婚した。彼にはいまのバイトを紹介してもらったり、いろいろお世話になっていた。またなによりもオレとまったく違う平凡なタイプなのである。そんな彼の結婚は、こちらにもひとつの「節目」のようなものを感じさせる・・。式もとても朗らかで感じの良いものだった。なんにせよ、お幸せに!
  • 天ナス追撮(1.17)  その結婚式の数時間前、幡ヶ谷公民館で『ファラヲ』の追加撮影。犬儒派、天才ナカムラスペシャルは2年ぶりに『ファラヲ』の主人公、エーガカントク役になりきる(笑)。そして、3時間半はあっという間にすぎていった!
  • 信さん(1.18)  昨年11月、記録撮影で窺ったダンス01『Dance with Bach』初日に突如、大動脈解離で緊急入院なさった演出家の佐藤信さんがようやく復帰~ホームページ更新。当初はかなり心配したけど、ホントに良かった。

2010年1月4日月曜日

風邪、恒例


結局、相も変わらず、風邪ひいた。
毎年年末必ずかかる風邪(というかいままではインフルエンザだったのを風邪だと思い込んでいた)。 が、今回は幸運なこと(?)に本当に風邪だった。だが、この不況のせいあってか、どうにか無理矢理我慢しとおしてバイトを年末まで出、一日遅れての元旦掃除。やっぱ掃除すると気持ちがイイ。 しかしそのせいあってか、年末恒例なっていたブログ書き、まったく頭がまわらず諦める。 いまも書きモードではない風邪治りかけ脳で書いている始末。
ま、明日には治るだろう。で、明日は絶対初詣に行く。

☆(以下のパラグラフは昨年のいつか下書き状態になっていた一文。書き終える気力がなくなったので、とりあえずアップ)
・・・つまり、最近つくづく思うのは、そろそろ自分なりのエクスペリメンタルな旅を終えて、もっとオーディエンスを巻き込んでの創造行為に移行するべきだ・・、ということ。 映画をやりたいと思ったのは、自分自身も沢山のオーディエンスの一人であったからなワケだからだ。
 むろん、実験映画を否定するワケじゃない。だけど10数年コツコツとやってきてようやく、身に沁みて判ったのは、イメージフォーラムをはじめとした生粋な実験映画作家、またその分野の研究家たちと根本的に「思想」みたいなものが全く違う〜噛合っていない、という事実なんだな。
そう、たしかにオレ、べつに実験映画作家を志していたワケじゃない。ただ単純に映画実験することに興味があった。「こういうことやったらどうだろう?」と、ただそれだけだった。だが、最近ようやく判ったのは、べつにそういうことじゃないんだナ、ということ。それをここで説明するのはいろんな意味で様々な語弊を生むからやめておくが、なんにせよ、自分自身が近年稀に見るほどの大バカであったことを、ようやくここにきて実感している・・・
だがしかし、そうだと思うとすぐにその大バカこそ誕生以来自分に託された最大の任務なのである、とも思ってしまうワケだナ(笑)。
いずれにしろ、馬鹿は死んでも治らないワケで、仮に創造行為を如何に変えたと思っても、大した変化は伝わらないっていう、いつもの調子になるのかな(笑?)。

以上。
だからなんだという具合のものだが・・あ、やっぱ駄目だ、全然書く気になれない。
では皆さま新年明けましたので、おめでたう(寅)。