2008年12月31日水曜日

暮れる

さて今年もあとわずか、6時間を切った。年末にブログを書くことが恒例になっているんだけど、先日旧ブログを覗いたら見れなくなってた(笑)。単にアクセスできなくなったか、データごと消されたか判らんけど、ネット上にデータ化されたものなんてほんの一息で消えてしまう。英語でワンクリックというがまさにいとも簡単なことだ。ナチスが昔本を焼いたのは有名だけど、データを消すなんてそれよりかシンプルで且つ血も涙もない、えらく合理的で単純な運動。パソコンにとってみればどんなデータもただのデータでしかありえないのは当たり前のことだが。。 まあ、なんにせよ、消えちまったものはしょうがない、諦めて、来年から計画している本執筆の課題が増えてしまった、までだ。

近況の報告

  • オンドマルトノ (12.23)  作曲家の一ノ瀬トニカさんからのお知らせで大島のオンドマルトノライヴを見に行く。参加者各々が自分の願いを綴ったささやかな灯篭が上妙寺一面に。本堂内でのライヴでは生きた我々のほかに戒名が奥の壁に並び死者たちも一緒にライヴを眺めているような気配さえ感じる。 まあ、そのわりに生き物たちの中には音楽鑑賞にふさわしくない行儀の悪いのもいたけど。。 シーンと静まり返った堂内、暗闇の中でひっそりするのを味わうのはどれくらいぶりだったろう・・・。明日はクリスマスという妙なギャップも神妙に待つ静けさと落ち着きに消し去られ、あらゆる宗教観も溶け込んでゆく・・。 行きしなの下町の風景は日の暮れかかった下町の淋し、懐かしい郷愁を呼び覚ます。
  • JanMeiLive (12.27)  友人のマミちゃんのライヴに参加。VJのつもりがいろいろ考えた挙句、DVD出しにとどまる。結果は良かったが来年はVJで如何に参加するか、その要因を収穫できた。ライヴ後はいつものどおり恵比寿から独り歩く。
  • 原田家 (12.28)  毎年恒例の餅つきに今回は怪優ホリケン。と「ドライ」の福永幸平を連れて参加。昨年は自分の忘年会と重なったため行ってすぐ帰ってきたけど今回は最後まで。最近オレ、日本酒が好きになってきて酒の席で日本酒を頼むこと頻繁に。昨日の忘年会でも熱燗を何杯も頂いたが、この餅つきで飲む酒はほんとに美味い。
  • 忘年会 (12.30)  急に開いたわりに15名も参加してくれた。そのまえ6時起きでバイトに。遠くて重~い現場を終え、北柏から新宿へ直行。熱燗頂き最後は朝まで花園神社すぐ横のカラオケ。みんなと別れ渋谷で半分寝ながらの牛丼、なにやってんだか。


それでは、来年は平和な年になりますように
あと5時間切った、良いお年を。。。

2008年12月19日金曜日

おおさかつあー

『吸血 完全版』はとりあえず完成した。
大阪上映の際、音に多少ノイズがでたので、それを再調整さえすればいつでもどこでも上映できる。大阪上映はとても良い収穫となり、今後の上映展開のための良いスタートとなった。

ということでよ~~やく『吸血』から脳みそが開放され、いま創作という意味で脳内にあるのはもっぱら『ファラヲ』と『Air...』。『ファラヲ』は音楽の与西くんとどう進めるか練らなきゃならないのと、あとは追加シーン~大体浮かんでいるんだけどネ。与西くんとは今度大島でやるオンド・マルトノのイベントに行く時いろいろアイデアを話そうと思っている。なんにせよ『ファラヲ』は今年の秋上映とか言ってたのにまだぜんぜん完成してないゼ(笑)。ま、もうしばらくお待ちを。多分程よくバカバカしくてポップな感じになると思います。。。 『Air...』はさ、ほとんど好き勝手にやるつもり。

近況の報告
  • 大阪上映(11.22)  運営進行リーダーの中山のアニキと新幹線で大阪へ。大阪はもう12年位前に当時まだ8ミリフィルムの現像所があっちにあった頃、速攻現像してもらうために行ったきり。今回その時辿り着けなかった道頓堀に始めていった。オレ都会っ子のせいかああいう賑やかなトコなんか、好きだね。花森こまさん含めた俳人の会「逸の会」の打ち上げも参加して初めて会う人たちといろいろと語らい、それもまた久しかった。年配のお方が多かったので『吸血』どうかな?と心配だったが皆さん好意的に見ていただいてとても嬉しかった。皆さん俳人であることで言葉表現豊富な感想は感無量。 やがて日帰りの夜行バス。大阪駅のバスロータリーのあまりに汚さにこの街の底辺を見たかのような。。~数週間前の三重での聖地と同じ陸続きでコレかよと、・・イヤハヤ、みんな街を綺麗に、大切しようぜ。 ~で、朝、新宿でアニキとむさいマック、という、、、締め(笑)
  • カナリヤ(12.3-7)  ゴールデン街劇場初体験&初めての劇中映像。作家の久保野氏と数ヶ月前から打ち合わせてきたラストを飾る映像、さてどう映ったか? ゴールデン街「しの」にも久方ぶりに、いつの時代も演劇映画談義。7日の打ち上げは朝まで、で、またしても井の頭の往復、やってしまったヨ。いつが人生最後の日になるんだろうか。 まあ、あのまま死んじまっても大した悔いも残らんが。。。
  • 金井 勝(12.15)  新宿にて久しぶりにお会いして、談話(次回作の準備に入るかな、入らんかな?)。 前回の『前衛仙術』はオーバーハウゼンで賞をいただき、唯一のスタッフであり出演もしているこちらも誇りに思っている。氏は近年発行された映画辞典でも『アンダルシアの犬』のブニュエルと肩を並べる「映画を作った人」と称され、今後また新たな評価を得られることになりそうな展開。 まあそんなこんなでいろいろ話していたら金井さんの映画を見たくなってきた。
  • 林 英樹(12.6)  夏に劇中映像をやったテラの林さんと会う現代人は想像力が退化して脳や視覚が唯物化している、みたいなハナシで盛り上がる(・・笑) 氏の次回作は来年夏(予定)になるらしい。また新たなテラの展開が見られそうだが、いままでの発展系ももう少し見てみたい気もする。