2007年4月22日日曜日

近況の一覧・・・
  • シナリオ会(4.13)  オリンピックセンターへ。朝からガ~っと書く。それにしても書くまでって時間がかかる。毎日書く習慣をつけようとも思ったが、意識を作品に持っていくまでに時間と精神統一がかかる。これを習慣付ければいいんだけど・・・(ウ~む)。でも、作品は良い流れになってると思う。もっとページ数を増やそう、頑張るぞ! 会が終わってから恒例の飲み会。駒場東大前の「楓」-なに喰っても美味い、最近もうここでしか飲まない。飲んでから、2次会は同じ線路沿いのカフェ。ここではカルーアミルクにはまっている。。
  • 川崎大師(4.14-15)  二日かけて 第3回かわさき楽大師昭和まつり の記録撮影。久々の野外の記録撮影。駅前から公園まで広範囲に渡って設けられたステージをタイトなスケジュールに合わせて記録するという、体力と計算力を要する撮影だった。あまりこだわって撮ってると時間がなくなってしまうし、催し物-バンド、大道芸、よさこい-で人気あったりすると、雑踏の後ろから三脚をたか~く上げて俯瞰撮影しなきゃいけないし(これがなかなか巧くいったけど)、無駄な画がないよう、ある程度計算しながら撮る。う~む、こういう撮影、1カメではかな~りキツイ。でも編集は楽っていえば、楽だけど、ネ(笑) 恐れていた雨はなく、絶好の天候で、我ながら毎回お天気オトコでお天道さまに感謝感謝。。。
  • フラッシュゴードン(4.11)  小学校のとき今はなきシネラマ映画館、テアトル東京で何回も見に行った。まあ、くだらない映画かもしれないけど、愛着があって、クィーンの曲もどれもカッコ良い。DVDでヒサビサに堪能。こういうのは良い悪いなんてことよりも、見る側がどれだけ楽しむことができるか、これにかかってる。それにしても極悪非道の ミン皇帝-マックス・フォン・シドー-は一人だけ巧すぎて、顔だけ見てるとエイゼンシュテインの『イワン雷帝』のイワンみたいだった、ということを改めて実感。  いやァ、ベルイマンの『処女の泉』には感動したナぁ・・
  • 『ロッキー/ザ・ファイナル』(4.21)  黒テントの次回の舞台『鉄砲玉』の顔合わせ&本読みのあと、大江戸線牛込神楽坂からで六本木へ。映画オタクの呼びかけで集まった、6人でのオールナイトイベント「ロッキー観ようぜ!」。まずは手始めに六本木ミッドタウン斜向かいの中華料理を堪能、軽いジャスミンハイを一杯。ヒルズのコンプシネマへ。ポップコーンとダイエットコーラを抱えて観たホントに最後のロッキー。。。。 う~ん、みんな終わった後の意見って、違うな・・(笑)
  • 『鉄砲玉』(4.21)  ようやく今年初めての「らしい仕事」。この幕開けで今年の具体的な活動の全貌がた~っと夏くらいまでは見通せた感じ。やるぜ~! 本読みあとの「この舞台とは何ぞや?」的議論はとても役に立つ。自分では二つ向かうべき方向性があがった。あとはそれをどのスタイルでデフォルメするか、その作業がえらく作品に影響を与える。 とりあえず、ここには内緒だけど(笑)。

2007年4月13日金曜日

近況の一覧・・・

  • 饒舌  『キャスティング・ディレクター』アメリカ映画。低予算で豪華なキャスト。だが、個人的にあまり好きでないタイプ-セリフが舞台みたい。舞台なら良いけど映画じゃ駄目だと思う。たとえば、『欲望という名の電車』もそうだった。 映画と舞台じゃ方法論がまったく違う。 非日常的饒舌な台詞回しにごく日常的な人間模様。この組み合わせが一番映画の場合、噛合わない。。たとえば、非日常的セリフと非日常的人間模様の極端な例は『ベン・ハー』とかハリウッドの史劇、スペクタクル映画だけど、細かく見ると映画って一様にこれで作られてる。 『12人の怒れる男』はもともと舞台であるが、密室劇を鋭才なキャメラワークで作られた良い映画だった。ちょっと退屈だけどヒッチコックの『ロープ』も設定こそ舞台的だが、やはり「映画」だった。
  • マイク・リー  『ヴェラ・ドレイク』-昔アメリカにいた頃『Naked』を観た。イギリス訛りが強くてまったく英語が聞き取れなかったのを覚えている。今回見た作品はその頃から10年以上も時が過ぎていて『Naked』にあったようなインディペンデントテイストは消え、ウェルダンというか、映画として「観やすい」作品でもあった。。。 脚本も丁寧に順々と追って行って良かったと思う。 マイク・リーはいい監督だ。ケン・ローチとは違う視線を持った、どこか異常/変態性も兼ね備えた監督だと思う。。。次は全編即興で撮った『人生は、時々晴れも』を見よう。
  • 聖体礼儀:ペヨトル(4.8)  西新宿-初台近辺某ビルでバイト終わり、30分くらいで東中野まで歩き、浅草橋はペヨトル工房系のギャラリー(?)で開かれてる三浦悦子展「聖体礼儀」を観る。友達の芸大生永松さんの紹介だったけど、写真で見るよりはるかに良かった。人形の細かさに感動。。!不気味でエロティックな様式美。黒い薔薇、うねるノイジーギターにバロック調-対位法の旋律。 暗黒饗宴。。う~ん、。。 こういう世界、はまるとぬけられないのだ。。。 2階のショップでもいろいろ堪能。ゴシックアート系の本が沢山。金があるとき山本六三の画集を是非買いたい。。! ひとまず最近新たに刊行されている 夜想 「耽美」号を買う-三島由紀夫の記事が面白い。次号も楽しみ。
  • 都知事選  てな感じですっかりあっちの世界へ行ったまま、投票、忘れてしまったヨ! 数日後に「あっ!」と気がつく。世の中いわずと知れたオヤジ再選。いつもオヤジ、オヤジ世の中。。ま、誰がなったって大してカワリャシね~(笑)
画像は『荒野の決闘』のヘンリー・フォンダ

2007年4月6日金曜日

「近況」の一覧

交通事故(4.2)  代々木公園近くの某バイト現場の目の前でタクシー後部がペシャンコに。 驚いてると、数年前は公園で殺傷事件があったらしい。中年男性が刺されその日のニュースでも取沙汰されてたという・・生死は不明。
カレー(4.3)  秋葉原でバイト終了後、昭和通り沿い駅前某カレー屋で野菜唐揚げカレー。店員に辛さを聞かれたので、「辛口ってどのくらい辛いの?」と聞き返す。店員、困惑。

店員 「辛さは4段階になっておりますぅ」 
オレ 「そうだけど、辛口は、すごく辛いの?」 
店員 「4つのどれかを選んでもらわないとぉ・・」 
オレ 「いや、だから(ためいき)・・じゃあ、辛口で」 

でもちっとも辛くなかった。店によって辛さの基準って違う。渋谷センター街入ったすぐのスープカレー屋の一番辛口は殺人的。 それにしてもカレー屋の店員は最低限自分とこのカレーが一般的にどのくらい辛いか知っておくべきだ。オレだったら「辛いのお好きな人にはどおってコトナイっすヨ~」 と言ってるナ、と思った。 ホントはあの店員だってオレの言いたいこと判ってるはずだぜ?違うかな? マニュアルってマヂ融通が利かない。
屋敷(4.4)  バイトで某社会長宅の清掃。元料亭若旦那のオレ(!)には懐かしく親近感ある日本家屋。なんだか自分の家に帰ってきたような安堵的錯覚!、、やばいやばい(笑)ほかの清掃スタッフの丁寧な立振舞いにどこか浮いてるかもしれない自分・・・う~ん、ここはオレの家じゃないんだった。。年取った犬までオレに妙になつく。。 そして外はすごい雨、雷、雹。。。チュニジア以来のじつに8年ぶりの雹!
オーバーハウゼン  『Nowhere』 残念-完敗。 予想はついていた。ディテールの希薄さが気にはなっていた・・。緊張感あるイメージとは裏腹に、自明ではあったが見て見ぬフリをしてた-実証的独白の欠如-(!)を結果を知ってようやく真正面に受け止める・・、そして反省・・。 だがそれでも気に入っている作品なので、べつのコンペにチャレンジするつも~り。
鳥居民  政治的または歴史的書物を読む場合、その作家の「イデオロギー体質」が気になってしまう。たとえば『資本論』を黒田寛一訳で読むのと岩波版で読むのとは絶対的にイデオロギー性が影響することはだいたい想像つく。要はその作家なり翻訳家なりの理想像に洗脳されないための予防策なワケだ。しかしながら、その意味で戦前、戦後史に執着するこの作家の理由(ワケ)はなんなのだろうと読みながら気になる今日この頃。。。 作家の老齢の面に滲む単純そうだが奥深い一時代の人間観に、その洞察の行方から垣間見るただならぬ 執念、みたいなもの・・ 鳥居の『昭和20年』読んでみよっかナ。。。
井の頭公園(4.5)  前日の異変気象現象のせいで、散ってしまった桜だが、まだ取り合えず「健全」のお花見集落、、を徘徊しながらのバイト終了後の散歩。 桜がもってんのか、花見がもってんのか・・ いろんなこと思い巡らし井の頭公園駅前の喫茶店で読書。午後6時を回って電車に乗る。駅が近代的になってがっかりした。


井の頭公園:お花見風景(4.5)

2007年4月3日火曜日

「近況」一覧・・・
  •  バイト(4.2)  3休暇後の復帰。集合場所はアルタ前。終了場所は四谷、荒木町。渋谷マークシティでフラフラ。スターバックス本日の珈琲、なかなか。飲みながら井の頭線に乗る。空は雨模様。催促された映像の仕事を進める。
  • 『ミュンヘン』 再び:DVD鑑賞(4.2)  前回映画館で見たときよりより深く作品にのめりこめた。ここのところ数日前の黒沢清ティーチインで監督が言っていた言葉が脳裏に木魂していた。。。スピルバーグはイイ。また『宇宙戦争』を見たい。ここ数年のスピルバーグの最高傑作だと思うが、世間ではいまいち、なんだよね。オレが好きなものってそういうの、多い(笑)。
  • 『戦場にかける橋』 DVD鑑賞(日程不明)  十数年ぶりDVDで鑑賞。デビッド・リーン特集を下高井戸あたりで組まないかな。いまこそリーン再見!と思う今日この頃。。。