2006年11月23日木曜日

さぎょー場

こんなカンジ~、と作業場のご紹介(気分に・・ 笑)。
パソコンは2台に使いわけていて左下写真に写っている白い自作PCは今年からネット、文章、スキャニング処理をするために使われていて、もう6年使ってまっす。 『Infinity 波の上の甲虫』 のメイキング班のギャラで買ったもの。名前も 「Infinity」 って言います(笑)。 PentiumⅢ で 800M というもう古いモデルです。 以前はこれで編集作業していて、たしか最後に使用したのは去年ディレクションした某DVD。作品では『ドライ』。これで『エコノミークラス』『ぽかぽか~』も創った。オペラ『ルル』も『ロベルト・ズッコ』の映像もこれで作った。
んで、右上写真、テレビの左にちらりと見えてる黒いPCが数ヶ月前に購入したもの。
映像処理のみ使用で、これで『西埠頭』『森の直前の夜』、最近では『ハムレット/マシーン』の劇中映像も作ったし、先日まで制作に追いまわされていた某DVDもこれで編集した。 作品だと『Nowhere』『M退治』もこれで創った。ちなみにこのPCの名前は 「Anarchy X」 (笑)。 これは PentiumⅣ で 1G。要領はいまほぼ1Tに近い。リムーバブルHDが装着されているから、今後は予算があればHD保管もできるってワケ。
最近 「Infinity」 の調子が悪くなってきてそろそろ引退かな~と思っている今日この頃。 来年あたり新自作PC買うかもね。 写真で他に見えるのは(右上写真)ダンス01の竹屋啓子さんから譲ってもらったSONYのDVハンディカムがあって、ものすごく重宝してる。 あとは左下写真、PCモニターの上のVHSに小さいデッキが乗っかってるけど、これはSONYのDSR-11。これでDVCAM対応できるってワケ。いつか頑張ってDVCPRO対応の環境を装備できたらなと思っております。 ちなみに画面になんとなく映っている映像は某DVDの某シーン(笑)。再現ドラマみたいなもの。 ちなみにキャメラマンは実相寺組の八巻さん-僕のDVXで撮ってもらいました(笑 またよろしくです)。
機材ってキリがない。 なきゃ困る、欲しいものばかり。 マイッタね~ 

2006年10月21日土曜日

らいふ しねまていく~

うん、ま~宣伝・・
激務の中書いてます。締め切りは今度の日曜-あとデッカイ山をもうひとつ、それを越えたらただただ脱力です。
『ドライ』 おめでとう!、、やったね!
しかし、なぜ 『Nowhere』 落としたんだい(笑)? ちょっと良すぎたのかな? へへ
12月またちいさな上映会したいですな~。そん時は 『ドライ』 も 『Nowhere』 もやりますヨ。なんにせよ、このコンペがなかったらこの二つの作品は生まれてなかったでしょうから、そういう意味でも感謝感謝です。
あと恒例のプレゼンツ会 よるのひるね でまたやります。そいつは 『「M退治」全部みよぜ!会』 になるでしょう。いちおう、12月17(日)に日程決定してます。恒例の小忘年会の代わりだね、これは(笑)。 それにしても一年早い、早すぎる。
「Life Cinematic 映画的人生①」 DVDあと1週間で発売、12月27日です。よろしく! クロサワ表紙だぜ!?マジで、→ あ~笑ってる笑ってる(笑) てか、ホンニンの感想聞きテェよな・・ どー思ってんでしょ!? なんにせよ、感謝感謝
『ドライ』
監督:脚本 吉本直聞  出演:福永幸平/ホリケン。/近藤海太/大呑ともえ/小川みつ子/小関敦子/平林鯛一

2006年9月19日火曜日

MMM

-M退治-というより-M対峙-にほかならないいま現在の状況。。。

 ライヴという所謂、「手放し」感がなかったらきっとグダグダに違いない(笑)。まあ、楽しんで始めた企画だし、その辺の心意気は崩さないように心掛けなきゃと思っている。 だた、いまさらこんなこと言うのもアレだけど、楽しんでやるわりに自分の問題視している事項も籠められていてそれとこの「楽しみ」が上手くブレンドされなきゃ困るわけだ。

 たいがいメッセージ性が強いのって「アート」としては不恰好なものだ。そういうのもオレは好きだけど、今回ではやってはいけないと思っている-いや、つうかただの若造だからなのかもしれないが、結果論など決めてないでやってる、「餓鬼んちょ」にナニが判るってんだ、つまり、今度の本番2日間での結果がいま現在の作者としての条件なわけだ。

 昨日はバイトだったけど、通常より1時間早い集合をする現場だった。激しい雨にずぶ濡れになったけど、1時間後に晴れ、大雨のせいでワックスは何時間たっても乾かず、なんだか無意味労働だった。普段だったら午前中には終わる現場なのに、昨日は朝一番で塗ったワックスは夕方になっても乾かなかった。参ったね。湿気が強すぎんだよ。。。

さあ、編集シヨ

2006年9月11日月曜日

ぢ・えむ

編集中の『M退治』の画像アップします。これ見てあとはご想像にお任せします~

どうぞよろしく

2006年9月7日木曜日

ん・・ぅ

撮影やってるとなかなか人に言いたいことが伝わらない、ということを痛感するも、いつもどうにか潜り抜けてきた。前回の撮影も子役が役者じゃなかったことでかなり痛い目にあった。どうにか子供を除けたり、現場で脚本を変えたりしながら~~つまり妥協の妥協で時間内に終わらす、ということがディレクターの仕事だといわんばかりに追い回され、プランなどは「変えるためにある」かのように皆が協力し、実際は「空気」であるだけの「現場」という挙動を「プロ」であることが故に擬似的にもスタジオ内に漂わせるワケだ。が、果たして、映像とはいつから映像になるんだろうと、独り意味もないことを考えたりする・・。

じつは明日また撮影がある-長短時間でこなさなきゃならない。 が、しかしだ、それはさておき、いま一番自身が対峙していることは、イベント『M退治』の文章-そしてその構成。最初はただ簡単に考えていたことも今はだんだんと成長し、なにやらどこかアンバランスな重力、みたいなモノが体内に宿っている・・。つまりやってみないことには判らない。こんなときプレッシャーを感じても無意味だろうし。自分を信じすぎるのも信仰的な馬鹿馬鹿しさだけが露呈されるだけだ。 まてよ、なんにしても「カタチ」にしなきゃならないが、いずれにせよその日はやってくる。 そこ行くとまた、「プラン通りになってたまるか・・」と心の中で呟く向う見ずなヤツがオレの中にでんと座ってやがることも、オレは知っている。

ま、やるしかねー(・・笑)

2006年8月27日日曜日

へんしゅー

編集ソフトはWindowsなので、Adobe Premire Pro1.5とAvid DVXpress4.1の二つを使っている。といってもいままで殆どPremireだったのだが、今回バンドのライヴ映像をAvidで編集してみた。ようやく本格的にAvidで編集してそのシステムが判ってきた。 気がついたのは二つのソフトの解釈の違い。どちらも良いところがあり、それを上手く利用することで、作品のアプローチやらスタイルやらに影響させることができるワケだ。
Avidはやはりリニア編集の考え方が強く影響していて、ベースはリニア、そしてその上にノンリニアの方法論が加わっている、という感じだ。反対にPremireは最初からノンリニアの解釈だけで作られている。 どちらも同じ編集ソフトだが安定性があるのは絶対的にAvid。でもAvidにPremireの遊び感覚はない。 ということで、いまやっているDVDとイベント『M退治』は別々のソフトを使うことにした。 DVDがAvid、『M退治』はPremireという感じ。

2006年8月21日月曜日

らいヴ・ガ・像

ぶえん・てぃえんぽ ライヴ終わりやした。   
つうことで、ライヴの画像。



とりあえず、「映像作家」にはまず見えないナ、つうことで良かったんじゃないっすかね・・はは



以下、セットリストです。







1. Unchained
2. Somebody Get Me A Doctor
3. Little Dreamer
4. Dance The Night Away
5. Everybody Wants Some!!
6. Runnin' With the Devil
Mean Street Intro Solo
Spanish Fly
Eruption
7. You Really Got Me
8. Panama

以上、35分のライヴ
でした。曲数多いわりにほぼちゃんと時間内に終わってましたね。やっぱ Van Halen は曲が短いからそういう意味でもヨイネ~
イラプションはライトハンド行く前の部分でいっつも緊張で失敗してしまう。やっぱ緊張の克服がライヴだけでなくすべてにおいて現時点の僕に必要な大課題ですな。 どうもこの性格が治んないかな、という・・・ところですよ。 それでも前回よりか数倍もウマクいって前回来てくれたお客さんにもそれが伝わったので良かったです。 なんつ~か、ライヴ後の言葉で言い表しようのない 「開放感」 みたいのは前回のほうがあって、そういう意味では前回はとても良いライヴだったけど、とりあえず、今回はもう少し上手いんだよ、ということがいえたライヴという(笑)、感じだったです。そういう意味でお客さんも喜んでくれたみたいです。 まあ、次ぎあるかどうか判んないけど、バンドができて良かったですネ~


コメント

すご~くギターがうまくて
カッコよかった~
きゃーきゃーてかんじ
ソロがすてきでした
投稿 糸瓜
2006-08-22 22:16

そいつァどーも
次はM退治でギター披露いたしやす。
Van Halen とはまた違うギターですね。
ヨニシ君の作った曲イイ感じ~ぃ
投稿 素太風呂
2006-08-23 20:59

2006年8月5日土曜日

ウェーだ

今日はお昼に ぢ・がべるとふ集団第4弾 を撮影し、終わった時点でようやく製作に入る某DVDの撮影のため長野へロケに行く-再び上田だ。
2年前のイベント 盆わーぷ、そして『ぽかぽか雲とぱたぱた大地とのあいだ』の製作で大変お世話になった滝沢家にお邪魔して農作業や旬の野菜を収穫するシーンを撮る。
振り返ってみると上田には2002年の「海の向こうより山の向こう」表現展から2年周期に渡って訪れている-言うなれば上田を廻るX彗星みたいナ・・(笑)

盆わーぷのときやった『いくといる』というライヴパフォーマンスのコンセプト-「行く(訪れる)」立場の人間と「居る」立場の人との関係性-は、パフォーマンスが終わっても未だこうして続いているのかもしれない・・。 当然2年前には今回のような理由でまた上田を訪れるとは思ってないワケだからね。

上田にはどういうわけかいろいろ縁があって、いまから12~3年前、僕の記憶が正しければ、国内初のハイビジョンシンポジウムが開催され、わざわざアメリカの短大を1週間休んで帰国し、それに参加した。 母親がシンポジウムを開催したエライ官僚さんを知ってたわけだ。 当時流行ってたスパイク・リーが大物ゲストとして参加してたり、こういう会には必ずといってイイほど顔を出す大林宣彦、もいた。 あの時知り合った沢山の人らとはその後まったく交流ないけど、映像続けている人間はどれくらい残ってんだろう・・ その後も上田市出身の人に何人かめぐり合った・・・ 

そうそう、シンポジウムが上田で行われていた、ということに気がついたのは2年前だった。 「長野のどこかの街・・・」 ということしか覚えてなかったけど、盆わーぷで街中をドライヴしたり、当時シンポジウムを実行委員として運営していた映像関係の人とその後仕事で知り合い自分の記憶に確信を持った。  ・・ところでそういう意味で日本の「駅前」というのはまったく信用ならない。みな同化してしまった。 時がたってても上田駅が当時の面影を残していたらもう少し早く気がついたことだろう。 昔の恵比寿の駅前が懐かしい。駅員が切符を切ってた頃の映像はまだ記憶に残っている。。。 いまでいうガーデンプレイス側なんてホントちっちゃな改札口だった-勝手口みたいな改札口だったもんナ。

2006年2月2日木曜日

お、フェ  っ

20時前に眠くなってそのまま23時過ぎに目が覚めた。シマッタ、
ンでいまも起きてまっす(3時35分)。

ぐだぐだメシ喰って、さて朝までどうしよう、という感じ。
はやく眠くナ~れ。  5時間後くらいにはバイト~とりあえず、ブログ書き込み



そうそう、携帯見たら寝てるあいだに黒テントから連絡があった。ファックス、じつはいま超貧困で自宅電話使えない状態。まだこの状態が続くーー。

(笑)、ときたまこう、エレー金欠になってなにもかもが回らなくなると、
リア王のセリフで(正確じゃないけど)
「本当の必要とは何か!?」 とか
「乞食でもいらないもの持ってる」 とかいうセリフがアタマに浮かぶ。

キープアップして常に歩調を合わせる、これトカイ生活の基本(?)

時代の基準って平均値よりちょっと背伸びした何かだと思うけど、冷笑や侮蔑はそれと表裏一体だ。みんな自分以外の誰かをどこかで蔑視したいってワケなのかな?  まあ、それにしても金ないのによくやってるヨ、オレ(笑)。  そのォ、こういうブログやらネット日記って自分以外の人間が見たりするものだけど、それ以外にホントの日記っていうのがあって、それはもっとより心境に近いもので、それこそ基準なんてありゃしない(笑)。  作品作ってても思うけど、人に見てもらうって何なんだろう?と、思うワケさ。 でやっぱコミュニケーションなんだろうと・・  良くプロデューサーとかそういう奴らのいる環境に疑問も抱かず育てられた奴らの言うのに、「アレはオナニーだよ」とか「もっと社会に結びつかなきゃ駄目だ」とか「人に見せるものなんだ」とかまあその辺の一連のセリフがあるけど、どうもそれも胡散臭い。 そりゃあいつら商売なんだから沢山の人に見てもらって「ウケたい」ってのはあんだけど、だったらストレートに言えばいんだよな。 それよりも変わったアプローチやら訴え、のほうがより興味深いし、コミュニケーションのそれなんではないかとオレは思う。 情報なんて、アレもうそ臭い。例えば、顔ってみんな持ってるもんだけど、アレをどう説明するってんだよ。オレラが言えるのは眼と鼻と口とか、笑ったとか怒った、とか泣いたとかぐらい、あとは言葉を超越したなにかさ、それを一纏めにして、「だれだれ君」になる。だれも「だれだれ君」を本当は説明できない。 様相までさ。 あとは、たぶん奇妙なものなんだよ。怖いから、名前をつける。 黙ってみてられないんだ、ホントは。 存在そのものの滑稽さに人間の脳みそはキャパシティーを超え、怖くなる寸前で言葉を発見し、文明ははじまったワケだな。

2006年1月24日火曜日

スッコロ 2

またしても、今度はバイト作業中こないだふった雪の跡の凍った地面に足滑らしてすっころんだ。右ひじをちょい強めに打った。作業終わってから少しして筋が気になる感じ。マイッタよ。こういうの適当にほっておくとあとで後悔する。しかし、転ぶとき転び方がなんかコントみたいだなと思い笑いながら転んだ。 それにしても凍り地面はやく溶けネーかな。つーかこんな時期に清掃やるほうがどうかしてるぜ、しょーがネーけど。

雪は大好きだけど、やっぱ大変だな。オレ青年期の殆どはアメリカのアリゾナとかロスアンゼルスにいたから雪とかやっぱ嬉しいのね、砂漠地帯に10年近くいたから。だから雪だけじゃなくて、日本の春や秋は本当に素敵だと思う。キレイだね~。

写真はつぶれる前に成瀬巳喜男特集してた銀座並木座。イイ映画館だったナ~。この頃はよくカメラ持っていろいろ撮った。もちろんフィルムでね。こんときなに見たっけな、たしか、『乱れ雲』と『女が階段を上がる時』だったかな。成瀬は『浮雲』本当に素晴らしいけど、意外と『乱れ雲』も好きなんだよな。やはり、じっくり男女を描いてる。壮大な溝口と違ってもっとモダンで現実的に男女を描くんだよな。その独特な時間のかけ方で語られる男女のやり取りのなかに溝口や小津にないエロティシズムがあるのかも。ほかのどの監督より現実主義的な演出は仕事をきっちりこなす彼の職業意識を超越した、生き方、みたいのがあるのかもしれない。小津でさえあそこまできっちりしてない。ていうか、小津も溝口も黒澤もみんな「オトコの子」がみんな持ったロマンがある。でも成瀬巳喜男はホントの意味で淡々としてる。失敗するとチープだけど、成功するとそのチープさがモダンと化する。

うまく言えないけどね(笑)。